ロケットストーブ超え!?100円TLUDストーブがいい感じ!! [2014/12/05] 

囲炉裏を作る時、炭だけでなく薪でも焚けるようにサイズを考え、
排煙のためにフードも自作設置したのですが、
煙のパワーはものすごく、あっという間に家中真っ白。
電気の力を借りて、シロッコファンにて強制排気するも、
たちうちできず、敗北感に打ちひしがれておりました。

これまで、排煙性能にばかり目を向けていたのですが、
ちょっと視点を変えて、煙を減らせばいいじゃないかと思ったわけです。

薪を燃やすとなぜ煙が出るのか。
要するに、火が付いているものの、燃えることができなかった可燃ガスが出てきているわけで、
以前作ったロケットストーブなどは、その可燃ガスを再燃焼させて、
捨ててしまっているエネルギーを熱に変えようという代物でした。
可燃ガス(煙)を再燃焼させるってことはー・・・煙が出ない!!

ということを祈りつつ、
囲炉裏で使うなら、高さを必要としない、
TRUDストーブ(ウッドガスストーブ)に挑戦です。

ソロストーブとかを買ってくれば終わりなのですが、
それではつまらないので、
限りなくローコストで実用的なものを目指して作ることにしてみました。

じゃーーん。
材料は、今年の夏にお世話になった、
アース渦巻香 ジャンボの空き缶。(我が家にはいっぱい転がってます)
横にある一回り小さな缶は100円均一(DAISO)で、
ちょうどよい大きさのを見つけたので、買ってきました。
実は穴を開けるドリルの刃を試作のために奮発して、
多段サイズを開けるものを買ってきたのですが、これは免除ということで(ズル)
なんと、制作費100円!!(税別)



まずは、缶を二重構造に組み立てるために、
大きい缶を裏返して、底に小さな缶の底をあて、
釘のような尖ったもので傷を付けるように、ケガキ線を引きます。



ケガキ線より少し小さな穴を開けるために、まず真ん中にドリルで穴をあけ、



金切りバサミで、写真のように底を切り取ってしまいます。
どの程度小さくかも、切り口の綺麗さも気にしなくてOK(笑)



ケガキ線調度のところまで、金切りバサミで切れ目を入れていきます。
なるべくエアーが漏れてほしくない箇所になるので、
頑張って細か〜い幅で切りました。



小さい缶の口元に小さな穴をたくさん開けます。
ちょっと燃焼テストをしたので、すでに黒焦げですね(汗)
穴の数や大きさによって、燃焼の加減が変わるので、
あくまでテスト用ですが、8mmの穴を22個開けてみました。
缶が潰れないように、調度良い長さに切った木などをあてて開けていきます。
位置としては、口元ぎりぎり。均等分布で。
写真を撮り忘れましたが、大きい缶の口元周りにも同様にに穴を開けます。
こちらは、20mmの穴を10個ほど開けました。



そして、小さい缶の底に6mmの穴を適当に開けます。
まずは様子見でこのくらい。



あとは、小さい缶を、大きい缶に開けた穴に差し込みます。
窮屈なくらいがベスト!
写真は、途中まで差し込んだところ。
このあと、最後まで差し込みます。



早速試運転。
倉庫に転がってた木の切れっ端を詰め込み、
その上で、小さな焚き火をして着火。



おおっ!
行ける感じです。
しばらくすると、焚付は燃え尽きて、
中の木切れが燃え始めます。
口元に開けた穴から、ガスのように炎がふきだしているのが二次燃焼の証。



早速夕ごはん時に囲炉裏で実験してみます。
燃料は、このくらいの木端。
蓋には蚊取り線香の燃焼用にグラスウール様な綿が貼ってあるのですが、
それを剥がして、底に蓋をして加減を見ます。



どうですか、この炎!
ここまで火が安定すると、ほとんど煙が出てないので、
排煙ダクトを止めても大丈夫です。
※あくまで、隙間だらけの我が家水準であり、一酸化炭素センサーを設置して安全に行っています。



そして、ウッドガスストーブの素晴らしいところは、
燃え尽きた後に、炭が出来上がることです。
ひと仕事終えた後にもう一仕事。
昨日開いて一夜干しにしておいた鯖を焼いて頂きました〜。
すぐに使う必要がなければ消し炭にしておけばいつでも使えます。
ウッドガスストーブで作った炭は、薪ストーブでできた炭とちがって、
エネルギーがたくさんあるようで、炭としての燃え方が全然違います。



初号機の実験結果
良かったとこ
・本当に100円で実用的なものができそうである
・燃料(木端)の量に対して、得られるエネルギー量が驚異的である(燃焼時と炭)
・安定燃焼になるまで必要な時間が、ロケットストーブより短そう
・安定燃焼になると、本当に煙が出ない
・背が低いので、調理するのに具合が良い
課題
・着火時に出る煙をもう少し少なくしたい
・着火時間もクイックになれば最高
・燃料の追加をして長時間料理をできるようにしたい
・ダッチオーブンやスキレットをガンガン使うには、このストーブの高さにあった五徳が欲しい



これは絶対いけると確信したので、
改良してまいりま〜す。

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 今日のごはん
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いつものスーパーに鮮魚が出る時間、ワクワクしながら行くと、
面白いものが出てました!
かつお!
型は小さいですが、新鮮な刺身用で248円!!
(しゃちょうー、またまたやってくれましたw)



ぐわしっとつかんだ時から、やることは決めていました!
倉庫には、無農薬の稲わらがあります!
これは、囲炉裏でたたき作るっきゃないです。
煙ごうごう出てますが、排煙ダクトのお陰で、問題なし。



じゃ〜ん、完成!
半身の2サクだけたたきにしました。
脂が乗って超うまそうです。



もう半身はお刺身に引いて、
たたきとお刺身を今夜は1/4ずつ食べることに。
!!!
この自家製かつおのたたきにポン酢なんていりません。
ネギとにんにくスライスをちょいと載せて、塩で頂きます。
いままで食べていた、スーパーのかつおのたたきとは全くの別物。ちょっとショックな位です。
お造りも、ねっとりと柔らかく、あまい。
これで、124円って、うそでしょー!!



間引きの小蕪に自家製アンチョビを刻んで乗せたサラダ。



今年は、白菜が豊作状態!
細かく刻んだ白菜に、
カリカリに炒めたベーコンと、クルミをローストして乗っけ、
自家製柿酢をたっぷりかけたら、
フルーティなサラダの完成。
なんぼでもいけます。



実は、人参も豊作だったりするもので、
朝食に、昨夜から仕込んでおいた、
人参とポロネギ(深津系の白いところ)のスープ。



翌日は、
チンゲン菜の八宝菜、ウッドガスストーブの炭で焼いた鯖の一夜干し。



メインは、白菜ロール。
具は、合い挽きミンチと、白ネギ、人参。
外はとろとろ、中はふわふわに仕上げたかったので、
具にはライ麦パンを1枚牛乳で浸したのと、卵白(別料理の残り)を投入。
スープはブイヨン使いたくなかったので、
旨味をプラスするために、ベーコンを細かく切って投入。
薪ストーブの上で、3〜4時間、コトコトしておきました。
やってしまいました。野菜の旨味ぎっしりの、奇跡の旨さ。



ここの魚は、煮魚用としてあっても、本当に新鮮なんです。
決して良い子は真似をしてはいけませんが、
3本入の鯖1本はきずしで頂いちゃいました。
アニサキスちゃん、どうかいませんように!



美味しかった。
ごちそうさまでした。

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 今日の写真
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近所の猟師さんが、うちの敷地にイノシシのワナを仕込みました。
捕まるかなぁ。




ロケットストーブ超え!?100円TLUDストーブ、セッテイング変更編 [2014/12/07] 

先週作成したウッドガスストーブ。
概ね素晴らしい結果だったのですが、いくつか課題も残しました。
良い燃焼には、ちょど良い吸気などのバランスが大切で、
そこがうまくいくと、どの問題も解決しそうな感じです。
この装置で言うと、穴の開け加減ということになるのですが、
一次エアーが少し足りなくって、スタートに手こずるのではと考え、
もう少し開けたらどうなるか試してみることに。

まず、底の穴を目見当で適当に開けていきます。
あぁ、非科学的〜(笑)



開けた分は外から吸い込む穴も増やす必要があると考え、外側の穴も追加することに。
なるべく下からすって欲しいので、底の蓋の側面に開けてみました。



ここで、NEWパーツ登場!
ホームセンターで売ってる、煙突が壁を抜ける穴に取り付けるメガネリングという代物。
ステンレスなので、まさかの高額203円でしたが、ここは奮発して(笑)
タイトルに偽りありの300円ストーブになってしまいました。



こんな感じで口元を絞ってやると、
2次燃焼用のエアーが中央に集められて、燃焼しやすいのではということです。



点火の仕方もちょっと変えて、まず底でちっさな焚き火をしてプレヒート。



ある程度火がついたら、燃料となる木端をぽんぽんと放り込みます。
TLUDストーブとは上から火を付けるって意味なので、
ちょっと違ってきましたが、すごくいい感じ!
点火後1分強程度でこのくらい安定しました。



ベストとはいえないですが、十分実用域に到達したのではないでしょうか。
ここから先の探求は、1次、2次エアーの吸気量を可変にする構造を作らないと、
本当の究極バランスは見つからないかなぁ。



2号機を乞うご期待。。

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 今日のごはん
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調整にて、さらにいい感じになったウッドガスストーブで、
おやきを作ってみることに。

生地は強力粉と薄力粉を半々、ベーキングパウダーを少々入れてお湯でこね、
ラップでくるんで寝かします。



あんは、軽く塩漬けしてあった大根葉が大量にあったので、
豚ミンチと一緒に味醂と醤油で炒め煮。



コンボクッカーにごま油をひいて、じゃぁっと両面を焼きます。



少なめの燃料で火のパワーはこんな感じで、中華鍋で強火料理も十分いけそうです。



両面に、いいかんじに焦げ目がついたら、水を投入!
蓋をして蒸し焼きにします。



おいしいおやきの完成!
なんぼでもいけますよ〜(笑)



ごちそうさまでした。

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 今日の写真
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田んぼに張った水ががっちり凍っています。
こんな冷たい水の中でも、生物たちがゆっくり活動しているそうなのですが、
肉眼ではわからないなぁ。



ロケットストーブ超え!?100円TLUDストーブ、吸気調節機能編 [2015/01/25] 

友達が、蚊取り線香ストーブを作ってご飯を炊いたりとってもいい感じ!
僕もここはひとつ、初号機で積み残しとなっている問題点を克服して、
囲炉裏クックなんぞに挑戦してみることにしました。

まずは、初号機で懸案となっていた、吸気調節機能を取り付けます。
このウッドガスストーブは、外缶の下の方から吸気し、
吸った空気は、一次燃焼、二次燃焼のどちらにも供給されます。
今回は、一次燃焼用だけ吸気を絞ることができるようにしてみました。

一次燃焼の吸気は、内缶の底に開けた無数の穴から行われます。
ここに、回転するブリキ板を取り付けて、回すと穴が閉じていく感じ。
材料は換気フードを作った時に使った、ガルバリウム鋼板の余り。
これに、内管の底をあてがって鉛筆でケガキます。



写真のように、操作する取っ手を残して、
ケガキ線より数ミリ小さめに金切りバサミで切っていきます。
(余り材を使ったので、取っ手が短い・・・)
少し大きめに切ってから缶にあてがい、
はみ出す部分を徐々に切っていくと、うまくいきました。



今回、二号機を作るのではなく、初号機の改造でテストすることにしたので、
既存の穴にピッタリ重なる穴を、この回転プレートにも開ける必要があります。
写真は前回適当にフリーハンドで開けた穴。
本当にうまくいくのかっ!



センターの穴さえ正確ならなんとかなると考え、進めてきましたが、
奇跡的にぴったり来ているようです。



回転プレートを缶の底にあてがいながら、
マジックで穴の位置に、ちょんちょんと点を打っていきます。
この後ドリルで正確に穴を開けていきます。
(このへんは、ちょー地味な作業、無の境地です)



テストなので横着して、ハトメでセンターを止めることに。
(本当は一般的でない工具を使わないで作りたいので、
ホームセンターで売ってる小さなボルト・ナットでとめるべきかな。)
プレートと底が密着し過ぎると、回転が渋くなり動かしづらいので対策。
写真のようなものをブリキの端材で作り、プレートと底の間に挟んで、
カシメてから抜き取ります。



そして合体!
レバーが干渉しないように、外缶の端を切り取ります。



こんな感じでレバーを回すと、ちょっとずつ穴が閉じていきます。
いい感じ!



穴が開いた焼き網が転がっていたので、
端の方の大丈夫そうなところを丸く切り取って、端を少し曲げ足を作り、
ロストルがわりにしてみました。
燃料と少し隙間を開けることによって、
吸気コントロール効果を最大限に引き出そうという、すんぽうです。



そして、テスト改良ポイントをもう一つ。
少々手間ですが、燃料を写真のようにサイコロ状に刻んでみました。
これは、最初の燃焼を底のほうで行って、炉内温度を上げてやると、
燃料追加を行っても、安定燃焼を続けるのではと考えたからです。



1段だけ燃料を入れた感じ。



丸めた紙を真ん中において、割り箸程度に割った焚付を積み上げ、
火をつけます。



残念ながら、着火時の煙が消えるまでの時間が飛躍的に短くなることはありませんでした。
一次燃焼が一気に進むと良くなるはずですが、
今回穴の数は増やしていないので、当然といえば当然の結果。
その後、安定燃焼に入り、一時エアーを絞ると心なしか炎が引き締まる感じがします。
一次エアを絞ると缶の底は酸欠状態になり、底での燃焼は縮小します。
燃焼できず、熱によって木端からでる燃焼ガスが、
口元の穴から吹き出す高温エアーによって再燃焼します。
そんな期待をしているのですが、
明白ではないものの、そのようになっている感じはします。

写真はパエリアを作ろうと、ガーリックを炒めていますが、
ちょっと火が強すぎる。。


野菜類や、魚介類をサッと炒めて行きます。
うーん、いい感じです。



ひと通り具材を炒めて取り出し、大量玉ねぎを炒めたところに、米を投入。
軽くいたまったら、もどしたサフランと水を入れ、焦がさないように気をつけながら火を通します。
このへんで、燃料が少なくなって火力が弱くなってきました。



サイコロ燃料(木片)を2,3個ほうりこみます。
ここで一時エアを開けて、缶の底の燃焼をパワーアップすると、
ほとんど煙が出ることなく、燃焼を継続出来ました!
そして、すぐ絞ってやります。



どうでしょう、ウッドガスストーブで作った魚介たっぷりパエリア。
でも、最初の挑戦がパエリアってのは図に乗ってました。
米の芯がちょうどよくなるくらいに水分を飛ばし、
かる〜く焦げる寸前で仕上げるなんて芸当は、ガスコンロで作っても失敗しがちなのに・・・
ブイヨンを使わず、サフラン、塩と白ワイン、食材の旨味だけで勝負したのですが、
料理の出来は、奇跡的に過去ベスト3に入りそうな美味しさでした!



囲炉裏で、ストーブと料理に悪戦苦闘している間に、
相方が、ちょいちょいっと作った鶏レバーのバルサミコソテーを
我が家大根のステーキにのせた一品。
大根の甘みが濃厚レバーと重なって、最高です。



今回のテストでわかったこと。
・吸気をコントロールすれば、グッと使いやすくなりそう。
・ロストルの効果も大きそう。
・燃料をサイコロ状にして、缶の下半分で燃焼するようにすると、
 燃料追加による長時間燃焼も問題なし。
さらなる課題
・吸気をもっと大量に送れるようなところから全閉まで絞れるようにしたい。
・自由に火を絞るというのはほぼ難しいので、
 自在鉤のように火との距離でコントロールすることを考えないと厳しいかも。

完成形バランスは、まだまだ見つからない。
続きはそのうちに(笑)

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 今日のごはん
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上の記事で、「パエリアをチョイスするとは図に乗っていた」などと書いてましたが、
スーパーに行く前は、アクアパッツァなんぞを作ろうと思っていたのです。
ところが!
またココモの社長にやられました。
写真の撮り方で小さく見えますが、まぁまぁの型の鱈です。
全ての計画が真っ白になり、すかさずグワシッと掴んでました(汗)



初日は急遽パエリアに変更し、翌日は鱈ちり決定!
残念ながら、タラコも白子もいませんでしたが、鱈はおなかも捨てるところが殆ど無い。
きれいな肝、胃袋、腸も綺麗に掃除して頂きます。



半身でも2人では食べきれないほどの量。
無念にも雑炊まで届きませんでしたが、もちろん出汁は冷凍庫保管です。
ふふふ、これで一人200円〜(税込野菜別)。



ごちそうさまでした。

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 今日の写真
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BEAMSのガムシュー。
ここ数年、気に入ってオフはほとんどこいつを履いてました。
丹波での日常は、山に入ったり、畑に入ったりと、滑りや防水性、耐汚性も大事で、
靴に要求する機能レベルはとても高いのです。
この靴は、全ての要件をみたしてくれて、
なおかつ、大阪で町中を歩いていても通用する、デザインの良さが気に入っていました。
しかーし、ついに甲の部分のゴムにダメージが(泣)



残念ながら、もうこの靴は売ってないみたいなので、
別のガムシューをゲットしてみました。
チョイスしたのは、ソレルのシャイアンプレミアム。
ソレルというだけで、あったかそうなイメージですが、
冬用ガムシューとして、またまたお気に入りになりそうな感じ。



さて、暖かい時期はどうしようかな。
BEAMSのガムシューはリペアするとしても、暖かくなる前にみつけなくっちゃ(笑)